遮光カーテンは、文字通り光を遮断するカーテンの事で、太陽や外部からの光が部屋の中に入ってこないようにする為に取り付けます。
取り付ける理由としては、
仕事のシフトの関係でどうしても昼間寝なければならない、
朝日(特に夏の時期)や西日が部屋に入ってこないようにしたい。
仕事の関係で部屋を暗くしておきたい。
家具などの日焼け色あせを防止したい。
防犯対策として、部屋の光を外に漏らしたくない。
などが上げられると思います。
遮光カーテンと一口に言っても、
遮光カーテンには等級があり以下のような区分に分類されています。
遮光率 | 照度 | 照度に関する 状態表現 | |
遮光1級の遮光カーテン | 99.99%以上 | 0ルクス以上〜10ルクス以下 | 人の顔の表情が 認識できないレベル |
遮光2級の遮光カーテン | 99.80%以上〜99.99%未満 | 10ルクス超〜200ルクス以下 | 人の顔あるいは表情がわかるレベル |
遮光3級の遮光カーテン | 99.40%以上〜99.80%未満 | 200ルクス〜600ルクス以下 | 人の表情はわかるが 事務作業には暗いレベル |
この表を見てわかる事は、遮光1級のカーテンでも遮光率100%ではないという事です。
実際私の家でも、遮光1級のカーテンを使っていた部屋があり、確かに顔が見えないほど暗くはなるのですが、何も見えなくなるわけではなく暗い夜道を歩く程度の明るさはあります。
また、夜外から家の窓を見た時、遮光カーテンをつける前と比べると真っ暗となり、部屋の中の様子(人の動く景)は全くわからなくなります。
ただ、うすぼんやりですが灯りがついている事は遮光1級のカーテンでもわかりますので、図のような光漏れの対策をしたとしても、部屋に帰ってきている事はわかってしまいます。
※カーテンレールは窓より長く(窓幅より20cm程度長く)し窓からの光が漏れないようにする事が大切です。
特に上部からの光が漏れやすいので、ボックスタイプ(天付け)のカーテンレールとする事です。
本当に真っ暗にしたい場合、遮光率100%のカーテンという事になりますが、ホームセンターなどで探しても遮光率100%というカーテンは見た事はなく、ネットで探しても
この店しか見つかりません。
光に対する感じ方は個人それぞれで、専門業者に頼んだから大丈夫というわけではありません、実際取り付けてみたものの遮光性に納得できなかったという話もよく聞きます。
私は結局、カーテン業者にボックスタイプのカーテンレールと遮光1級のカーテンを取り付けてもらい、遮光性に満足できなかったので、更に裏地として取り付けるタイプの遮光カーテンを取り付け、とりあえず望んだ暗さになりました。